ワケアリの理由①【恐怖の睡魔】みんな気づいてないだけ、怖いナルコレプシーと恐怖の恋人 - 夫が、妻が、ワケアリ物件だったけど、楽しく（？）やってるよ

異常な眠気でずっと長年生きてきた私は、ナルコレプシーという病気だったらしい。最近検査に行ったの。陽性だった。

妻のサラだ。

どれくらい異常なのかは、初回ブログの自己紹介『夫が、嫁が、ワケアリ物件だったけど、楽しく（？）やってるよ』でも確認できる。渾身の力作「爆睡する自画像」人生初のイラスト付きだ。ぜひ見ておきたい。

ナルコレプシーとは

仰向けで眠ってしまう

とんでもない状況でも、コントロールできず眠ってしまう病気のこと。

私の場合…

はじめての花火デート始終
車必須な沖縄旅行4日間で、恋人の全ドライブ時間
1対1の商談中
二人きりで行く修学旅行、京都の街中を歩く最中
0歳児にご飯を食べさせてる途中

箇条書きを読まなくても明らかにわかる。

眠ってしまう病気のこと。

息子は、眠りそうな私を見るとこんな感じで見つめてくる。

ところで夫とは10年以上の付き合いになる。

恋人時代は食事代もデート代もおやつ代も修学旅行代も沖縄旅行代も大阪旅行代も…も…も…も…も…も…ももももももももも私が全額出資していた。

あれ？そういう投資だったかな？

ちなみに、彼の家賃はご実家からの仕送りで賄っていたのだが、家賃もきちっと毎月請求されて彼に渡した。毎日料理も作った。

なぜ自分の学費も払ってる私が、彼の衣食住を払って夜な夜な帰ってきて料理までしていたのだろうか。もはや人類七不思議に認定したい。

ナルコレプシー本当に怖い特徴

あり得ない状況で眠てしまうのはわかった。でもまだある。

金縛り・幻覚・幻聴
感情の高ぶりで全身脱力

私の場合後者はないのだが、10代前半から金縛り幻覚幻聴が始まった。

とはいっても別にホラーやスピリチュアルではない。

これは入眠時に意識・脳が明晰なのに、体が先に入眠してしまうことで起こる「睡眠麻痺」と呼ばれるものらしい。

通常の人は入眠して数時間経ってから夢を見るレム睡眠に入るが、ナルコレプシーの人は真っ先にレム睡眠に入ろうとするのだ。

想像してほしい、ネットが普及してなかった時代で10代からこんなものを毎日経験してはたまったものじゃない。

人形が踊ったり、0時過ぎてるのに子どもたちの笑い声が聞こえたり、人の足音が近づいてきたりして、毎日一人ホラーハウス状態でかなり怖い。

おかげで金縛りの解き方を覚えてしまった。今度こっそり教えよう。

この病気の有病率は世界でも日本がダントツで、600人に1人程度。なのに日本での認知度はそんなにない。

下記日本ナルコレプシー協会のＨＰから抜粋。

日本人のナルコレプシーの有病率は１万人当たり１６人～１８人という研究報告があります。この数値の開きは調査対象地域や対象年齢層の違い、調査年の相違などによるものと考えられ、一般的には約６００人に１人とみられます。
ナルコレプシーはすべての人種において発病が見られますが、日本人の有病率は世界で最も高く、最も低いのはイスラエル（ユダヤ人）であることが知られており、欧米では１万人に２～４人（４０００人に１人）といわれています。男女の有病率の差はないと考えられていますが、病院で治療を受けている患者では男性の比率が高くなっています。この理由は男性の方が女性より会社勤務など社会的に活動しているため自分でも困りまた、周囲から指摘をうけることが多いためと考えられます。