結婚前に注意すべきたった1つのこと、“夫が、妻が、ワケアリ物件だった”夫婦が伝えたい
結論
一番最初に感じた恋人への違和感を思い出してみてほしい。
最初に違和感を覚えたのは?
高いブランドものばっかり買わされる
たまに異性と出かけている
いつも連絡がつかない
お金の使いどころがなんか違う
部屋に生活感がない
自分の意見がない
……etc.
これは「こんな人やめた方がいいよ」ではなくて、良い悪いでもなく価値観の違いの問題だよね。
上で例えるなら、「自分の意見がない」人は包容力があったりする。問題は一番最初に恋人に違和感を覚えた点は「自分の意見がない」ことかどうか。
もし一番最初に気になったのであれば、それはあなたと性質が一番食い違う部分になる。
最初に感じた違和感を思い出して、双方向でしっかりと納得いく答えを出してからの結婚を強くおススメしたい。
別れの原因=〇〇〇
恋愛経験が多い方はわかると思う。恋愛経験がない方もすでに答えを知っている。
上の結論を読んでれば。
付き合いたての恋人に対する違和感は見て見ぬふりをしがち。恋は盲目。
それでいざ恋が終わってみると、別れの原因=最初に感じた違和感だったりしませんか?
実は結婚でも同じことが言える。
私は当時彼(現夫氏)と付き合って1か月で「なんかおかしいかも…」と違和感を感じた日のことを思い出す。
それは、一度もデートらしいデートをしたことがなかったので、彼(夫氏)を誘ったのだが…
ねえ、どっか遊びに行かない?
いや、俺はゲームがあれば大丈夫だから
え????????
このとき最初に感じた違和感はそのまま肥大化し、結婚後の家庭問題Lv99へと発展していくのであった。
離婚問題の素
一番最初に感じた恋人への違和感⇒婚後大きな家庭問題、つまり離婚レベルの問題の素になる。今日は実体験をもとに、結婚を考える方の参考になればという一心で筆を執る。
ナルコレプシーの薬が切れて死ぬほど眠い中必死に、必死に。
↓↓このボタンを押して元気と覇気を与える↓↓
(`ФωФ´)シャッッッッキィーーーーーン
( ✧Д✧) カッッッ!!
私たち夫婦は大学生の頃から一緒なので、ながあーーーーー~~~~いお付き合いになる。
5年以上はあり得ない
夫氏と付き合ってすぐの頃と、23歳、26歳のときに、私は強い意志を伝えている。「5年以上付き合うのはあり得ない。」
理由は、5年も付き合うなら結婚してほしいし、結婚する気がないなら5年も付き合うな!と思うから。
女性の20代という一番の結婚・出産適齢時期にこういうことをされてしまうと非常に困る。
例えるなら野菜や生鮮等の生モノを買い物カゴに入れたまま買わずに、スーパー内を8時間ほど歩き回る。
そんでもって生鮮食品の元気がなくなってきたところで、レジに向かう…
と思いきや上階の婦人服売り場の人目につかない柱の裏に放置して、1年後取りに行くけど買わないといった感じだ。
妻のサラだ。こんばんは。こんにちは。おはよう。おやすみ。行ってらっしゃい。
女性からの一方的な視点だが、これ、めちゃんこ切実な話なの。
別れられない
長年付き合っていると「別れの危機」は何度かやってくる。
彼(現夫氏)から「結婚するつもり」が皆無見えないので、それまでに幾度となく別れ話を提示したのだが、ことごとく棄却されている。全く読めない人だ。
別れ話の原因となる深刻な問題はいつも、なんとな~しになかったことになる。まるでテクニシャン。
モヤモヤしながらも「こんなもんなのかなあ」と、恋愛経験値底辺の私はいつまでも思い込んでいた。
婚約同棲で強まる違和感
そんなある日、夫氏に対してはじめてハッキリとした違和感を感じた。
あれは~…ある晴れた朝、階下の八百屋がいつも通り早朝8時から拡声器で「やああああるぞおおおおーーーー!」と叫び続けてい(以下略)
…結婚前の年で同棲していたときのことだった(回想シーン)。
アルバイト以下の謎の仕事で時給500円/1日30時間勤務もざら/週1or0日休みの仕事をするのは如何なものかと、幾度となく夫氏に問い合わせたことがあった…
(いや、その話だっけかな?)
ただ夫氏の場合「まともな仕事もせずにチャランポラン」というわけではないのが逆に厄介。
毎日一生懸命働いてるが、時給換算500円で休みも先もない仕事に執着していたように見える。
(というか、人生で一度も就活をしたことがないから億劫なんだと思うが)
一生懸命さだけ出して正職に就くことも考えず、正職に就いていた私のお金と定時に上がれる私の手料理と家事に頼って暮らすのはやめて欲しかった。
般(ぱん)なPeopleはこう思うだろう。↓↓
パンナコッタ!ヒモ!
そのうえ、私のお金を借りてまで高いマフラーや帽子を買っては失くすのも、鼻毛がいつも出てるのもパンナコッタヒモもういらない。
学生の頃から何一つ変わっていない。認めたくはないけどヒモでしかない。結婚云々の前に自立してほしいと思った。
恋人は「誰」?
とはいえそろそろ27の私も本気で結婚を考えたいと思っていたわけで…
明らかに結婚考えてないよね?
…………………………………………………
結婚する前提で同棲するって話だよね?
…………………………………………………
今のこの状況何?
…………………………………………………
別れた方が絶対にお互いのためになるよね。
…………………………………………………
彼(現夫氏)の方はというと、「喧嘩になるとだんまり決め込む」という技法を極めていた。
いやむしろ、喧嘩中は「黙る」以外のコマンドを彼は使ったことがない。コマンド追加しておかねばならぬ。
二人とも平日夜寝る前だったので、布団を足に掛けて横に並んで座っていた。
このとき6年以上付き合ってるが、別れた方がいいんじゃない?という結構重たい内容の話だのに、いつも通りうんともすんとも言わない。
どう考えてるの?
どうしたいの?
結婚だけじゃなくて、ずっとそんなんでいいの?
とか問いかけて、1問ずつ答えられるように長ぁーい間をおいた。
それでも、すべての投げかけに対し無反応でピクリともしないので、
例えば今の仕事は稼げなくても技術を身に着けて独立するつもりとか?
結婚自体考えてる?考えてない?正直に教えてほしい
こうこうこうこうこうだからこんな風に思ってるとか?
答えやすいように具体例を出したりした。もちろん質問の合間はちゃんと時間を設けたが、始終一言も発さない。
…………………………………………………
Yes・Noで答えられそうな質問にも無反応。というかちゃんと呼吸してるのか?微動だにしない。
連添って6年間通しでこの調子だ。結局私の機嫌がなおるまで彼は何週間でもだんまりを決め込む。
私を無視するわけじゃないのだが、彼から「この間のことだけど…」と話しかけてくることは永遠にない。
楽しいルーチンワーク
私が一人で怒る
⇓⇓
私が自分で自分の怒りを収める
⇓⇓
私が「じゃあこうしよう!」と提案する
⇓⇓
彼(夫氏)「うん、わかった」
⇓⇓
毎回彼の言葉を信じる私
⇓⇓
改善0で何もなかったかのように流れる
⇓⇓
「私が一人で怒る」に戻る
もはや本当の意味で喧嘩すらしたことがない。私は一体「誰」と付き合っているのだろうか?
一番厄介なのは、彼は別れようという話には乗らない。絶対に別れない。
ヒモ問題もそんな感じで6年以上も続いた。実家に金を入れ彼にも給仕する私の金銭も精神もかなり限界、もしくは仙人会に入るところだった。
辛すぎてこの時、私は泣き出してしまった。
信じがたい彼の行動…別れ話中に
私は先の問いかけに対しての返事をいつまでも待っていた。泣きながら待った待った待った…どれくらいかというと3時間くらい待った。
待てど待てど隣には誰もいないかのようだった。そして聞こえてきたのは、
ㇲ…
虫のようなか細い声がしたので、彼の方をふと見ると…
↓↓衝撃の状況まで1秒前(下までスクロール)↓↓
↓↓
↓↓
↓↓
別れ話の最中にスヤスヤ眠られておられた。しっかりお布団もかぶって。
(話していたのは私一人なので、彼の中では"別れ話"ですらない??)
アスペルガーだった
その後、結婚・出産までしたけど余すことなく全てのコトに対してこんな調子で、
去年いよいよ発狂するくらい「絶対に何かがおかしい!!」と強烈な違和感を覚え、調べた結果「アスペルガー」に気が付いたのであった。
ここではじめて恋人時代の彼に「なんかおかしい…」と感じた日のことを思い出す。(記事のふり出しへ戻る)
Repeat after me!
恋人に感じた最初の違和感は、結婚後、一番の家庭問題になる!!
(実はアスペルガーよりもやばそうな問題も見つかってきたのだが、いずれにせよ最初の違和感に直結している。一旦ヘビーすぎる問題は寝かせておこうと思う。)
アスペルガーに気が付くまでの経緯やあとから知った夫氏の苦悩、「あまり知られていないアスペルガーの特徴」や周りの家族が陥る「カサンドラ」なんかについても、今後二人で少しずつ書いていこうと思う。
あとがき
なんかちょぴっと重めな話だったけど、日常では笑いが絶えないおかしな夫婦+息子ひとりの生活を送ってるよ。
ブログでこんなさらけ出して本当に大丈夫か夫氏にも記事の内容確認お願いしたら、一人で大爆笑。
読者のみなさま、引き続き微笑ましく見守ってくれると嬉しいな。
そして、ブログ始めて2週間でなんと気づいたら、読者75名!すごくすごくうわっと驚くうれしさ!!
読者・ブクマ・フォローしてくださった皆さま本当にありがとうm(*- -)(*_ _)ペコリ大好き大好き大好きスリスリ. :+゜:+.゜:。スリスリ(〃'ω'人'ω'〃)スリスリ.+゜。:゜+.。゜.
この本を読んではじめて向き合えた夫の「アスペルガー」。作者様に感謝せねば。
ちなみにアドセンスもアフィリエイトもはじめてないので、クリックしなくていい。
家族のためのアスペルガー症候群とのつきあい方―知っていればお互いラクになる (COSMIC MOOK)
- 作者: 野波ツナ
- 出版社/メーカー: コスミック出版
- 発売日: 2015/10/22
- メディア: ムック
- この商品を含むブログを見る